資本主義経済が終焉することに考えたことがありますか?
そもそも資本主義って何なんでしょうか?
そのことから考えて行きましょう
資本主義と社会主義
資本主義とは、物を売ってお金を儲けていく仕組みです。
資本主義と考えを異にする物の代表例が社会主義でしょう
社会主義は、稼いだ富を全員で等分に分け与えるという考えで一見、理想的に見えます。
しかし、社会主義には限界があります。
それが、働かなくても富が貰えるということです。
全体で稼いだ富を全員で分けるということですので、当たり前ですね。
そのため、大多数の人が働かなくなってしまいます。
その結果として、社会主義の国は貧しくなっていってしまいます。
一方で資本主義は、最初にアイデアを発見した人に多くの利益が集中してしまう仕組みになっています。
例えば、著作権などの権利収入というのは毎年掛かるランニングコストというものは限られているにも関わらず、莫大な収益を上げることが可能です。
実際には、その著作権を取得するまでにはお金がかかるのですが…
しかし、この莫大な利益という物が大きすぎるという問題があります。
利益が大きいとなぜ問題なのでしょうか?
単にその人だけの力で莫大な利益を稼ぐことは問題ではないでしょう。
しかし、その利益を生むために多くの低賃金で働く労働者がいるのです。
この権利収入も大抵の場合、低賃金労働者が働かなければ上手く機能しないことが多いです。
例えば、マイクロソフトが莫大な利益を上げられるのも、安価な賃金でPCの製造ラインにいる従業員がいるため
安価なPCが世の中に溢れ、それ故マイクロソフトの商品も売れるわけです。
このため、一部の人に莫大すぎるお金が集中することは、問題と言えるのでは無いでしょうか?
しかし、その資本主義経済も終わりを迎えているのかも知れません。
資本主義経済の崩壊
資本主義経済が崩壊することを考えたことがありますか?
資本主義が崩壊するかもしれない兆候が近年、出てきました。
それが、低金利ということです
なぜなら今までの資本主義の世界では、開業資金を金利を払って借り、そのお金を原資として設備投資をして、さらに大きなお金を稼ぐという形でした。
この仕組みの影響で、多額のお金を持っている人は、お金を貸すことによって、利益を得、新たな会社を起こしたい人は、お金を借り会社を起こすことができました。
この環境はWIN-WINの関係でした。
しかし近年では、低金利の影響によってお金を融資しても儲からないということで、銀行などの金融機関が儲からなくなってしまいました。
このような状況下が続くのであれば、資本主義という仕組みが崩壊していってしまうのではないでしょうか?
まとめ
これからの世の中がどうなっていくのか考えていくことによって、時代がガラリと変わってしまっても、そこの社会に適応できるでしょう。
これからの社会がどうなるのかという沢山の可能性を考えて生きていくことが何より大切なのではないでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。